1.堆肥による土作り
2.有機肥料の使用(化学肥料の削減)
3.農薬使用の削減
に関する環境にやさしい農業の「導入計画」を作成し、知事の認定を受けるというもので、この認定を受けた農業者をエコファーマーと呼びます。
国の「持続性の高い農業生産方式の導入の促進に関する法律(平成11年法律第110号)」(通称:持続農業法)に基づいています。
除草剤を使わずに 年6回位草刈をする事と農薬の代用品による食品で栽培するようにしています。
なぜ?・・・
環境問題に大きく関係しています。
★除草剤を散布することにより、微生物が死に土地が固くなり、大雨により土・肥料・農薬が河川や海に流れます。その事によりいろんな環境に悪影響を及ぼします。しかし草刈りし除草剤を使わない事により、微生物の繁殖が大生になり(生きた土作り)、微生物を餌とするミミズが繁殖します。そのミミズを餌とするモグラが出現。モグラの出現によりモグラが移動するために土の中に通り道ができると、この道がミカンの木の根っ子へ酸素供給や有機肥料の施肥効果を高め、ミカンの木が若々しく活性化します。健康に育ったミカンの木は病害虫に対し、抵抗力を発揮し低農薬栽培を可能にします。
このため数字上には味わえない濃くのあるミカンが出来ます。
出来る限り、農薬は使わない。農薬に代る代用品で天敵を殺さず生産する。
例をあげてみると消費者の皆さんはビックリされると思いますが、 砂糖・牛乳・木酢・米酢の散布などをしています。
砂糖・・・濃度によっては、充分農薬と同じ効果。100倍前後の濃度で使用します。みかんのダニ剤としての効果です。みかんダニは、小さなダニなので砂糖の粘りで覆ってしまえば窒息死します。砂糖を散布するから、美味しいみかんが出来ると思っていましたが、そうではなく砂糖水の液が土地に落ち、微生物のエサになり、繁殖を促し、より若々しい木を作るそうです。
米酢・・・殺菌剤の代わりとして使用します。
絶えず、このような勉強を農家同士で取り組んでいます。その結果、健康で美味しいみかんを消費者の皆さんにお届け出来る事を励みに日夜頑張って行きたいと思います。 |